永代供養~後継者問題への解決策

こんにちは、加藤憲隆です。

 

20年ほど前、私がこの仕事を初めた頃と比較して明らかに相談が多くなっているのが、永代供養の相談です。

富丘浄苑(浄苑寺)では、基本的には後継者が居ないなど、必要に迫られた方にしか、永代供養をお勧めしていません。

つまり、必要に迫られた方がそれだけ増えたということなのだと思います。

 

その背景と、永代供養についてをご説明&考察します。

 

 

永代供養の定義

まずは、永代供養(えいたいくよう)について。

永代供養というのは、一定の期間、死者を供養することを言います。

言葉の定義はお寺によって様々です。

これは色々と困り物です。

次の2つくらいは、比較していただけたらと思います。

 

・期間(10~50回忌くらいまで)

・供養方法(合同、家族、夫婦、個人)

 

「永代供養の◯◯◯◯(霊園名など)」

と謳っている所は多数ありますが、中身はさまざまです。

お寺で運営している納骨堂・霊園なら合同供養は当たり前な気がします。

どういう内容なのか、ご確認ください。

 

ちなみに、永代供養は、『えいたいくよう』と読みますが、札幌の方は『えいだいくよう』と濁ることが多いようです。

どちらでも良い気がしますが、本来は『えいたいくよう』が正しいと覚えておいてください。

 

さらに余談ですが、曹洞宗は『そうとうしゅう』というのが正解です。

洞窟(どうくつ)の洞なので、『そうどうしゅう』と読んでしまう方が多いですが、これは曹洞宗の公式HPでも誤りだと記載されています。

 

 

永代供養はこんな人にお勧めです

富丘浄苑では、次のような人に永代供養をお勧めしています。

 

●後継者が居ない人

・自分や自分の子供の代で終わってしまう。

・親戚のお骨を管理することになったが、将来的には供養を続けられないという方(その方の遺産を使ってという場合もあります)。

 

●後継者が居ても、後継者には負担を掛けたくない人

・後継者や家族が遠方に住んでいていつ来れるか分からない。

・お盆や彼岸・命日にお参りするために帰ってこないとダメだという心理的負担をかけたくない。

 

 

浄苑寺の永代供養

富丘浄苑で永代供養を申し込まれた場合、富丘浄苑の母体である宗教法人医王山浄苑寺の僧侶が供養を行います。

 

・富丘浄苑に納骨されている方対象の合同供養は毎日行っています。

・個別にお申し込みいただく永代供養には家族供養と個人供養があり、32年間(33回忌迄)納骨壇の前または位牌棚の前で行います。

・家族供養は年に3回、春秋の彼岸会と盂蘭盆会にお参りします。

・個人供養は年に4回、春秋の彼岸会と盂蘭盆会と祥月命日に行います。

・永代供養を始めるタイミングは、相談の上で決めます。死後事務委任契約によって、家族全員が亡くなってから、というようにも出来ます。

 

 

  合同供養

 

家族供養 個人供養
1人目 2人目以降
価格

0円

(富丘浄苑に遺骨がある方すべてが対象)

60万円 50万円  35万円/人
供養期間 富丘浄苑が存在する間ずっと

32年間

・開始時期任意

・最後に亡くなった方の33回忌迄とする事が多いです

33回忌迄
読経タイミング 毎日の勤行にて

年3回

・春彼岸会

・盂蘭盆会

・秋彼岸会

年3回+申込人数分

・春彼岸会

・盂蘭盆会

・秋彼岸会

・祥月命日

供養形態・読経場所 合同供養・新館本堂

個別供養

・納骨壇の前

・位牌棚の前

 

 

 

永代供養の必需品

永代供養を申し込む場合、戒名または俗名、亡くなった日など、故人の情報が必要になります。

また、それらを記した位牌(または法名軸・過去帳など)もご用意していただいています。

何もない場合は、紙に書いたものでもOKです(当院で印刷します)。

遺骨は無くてもかまいません。

 

 

状況ごとのご提案

遺骨をどうするかと、供養をどうするかというのは、別問題として考えることも出来ますが、通常は併せて考えます。

 

※もしかしたら、具体的な金額等を書いていく事に対する批判もあるかもしれませんが、私は、「お気持ちで」とか「問い合わせてください」というのは親切じゃないと思っています。

 

 

●納骨壇をご利用中の方 その1

納骨壇を維持して、そこで永代供養を行うというのが一番多いケースです。

遺骨は納骨壇で安置したまま、読経は納骨壇の前で行います。

ご親戚やご友人もそれまでと変わらずにお参りに来れます。

管理費のお支払が必要になるので、生前にまとめて支払っていただいています。

 

 

 

 <<本館小型壇利用、ご遺骨3体の場合>>

 

 ・永代供養料(家族供養) 60万円

 ・管理費(新館小型壇の場合の例) 1万円×32年=32万円

 ・合葬料 33回忌終了後合葬 3万円×2体=9万円

 

  合計 101万円

 

 

●納骨壇をご利用の方 その2

納骨壇を放棄して、ご遺骨をすぐに合葬。

位牌棚に位牌を安置して、読経は位牌棚の前で行います。

ご親戚やご友人も、位牌棚の前でお参りをします。

納骨壇の管理費が不要になります。

位牌棚の利用料はご家族位牌の場合は20万円ですが、ご家族のうち2名以上が浄苑寺にて葬儀を行って戒名をつけている場合は無料となります。

 

  

 <<ご遺骨3体の場合>>

 

 ・永代供養料 60万円

 ・位牌棚利用料 20万円

 ・合葬料 申込後すぐ合葬 3万円×3体=9万円

 

  合計 89万円 (浄苑寺で葬儀をした場合は67万円)

 

 

●遺骨があるが納骨壇が無い方

納骨棚菩薩を申し込み3回忌まで遺骨を安置し合葬。

位牌棚に位牌を安置して、読経は位牌棚の前で行います。

ご親戚やご友人も、位牌棚の前でお参りをします。

位牌棚の利用料はご夫婦位牌の場合は15万円ですが、お二人とも浄苑寺にて葬儀を行って戒名をつけている場合は無料となります。

 

  

 <<ご遺骨2体(ご夫婦)の場合>>

 

 ・永代供養料 60万円

 ・位牌棚利用料 15万円

 ・合葬料 申込後すぐ合葬 3万円×2体=6万円

 

  合計 81万円 (浄苑寺で葬儀をした場合は61万円)

 

 

●遺骨が無い方

位牌棚に位牌を安置して、読経は位牌棚の前で行います。

ご親戚やご友人も、位牌棚の前でお参りをします。

位牌棚の利用料は一仏の位牌の場合は10万円ですが、故人が浄苑寺にて葬儀を行って戒名をつけている場合は無料となります。

 

  

 <<1名分の供養の場合>>

 

 ・永代供養料 50万円

 ・位牌棚利用料 10万円

 

  合計 60万円 (浄苑寺で葬儀をした場合は66万円)

 

 

 

●葬儀→3回忌まで安置後合葬→位牌棚供養

比較的コストがかからず、葬儀から供養まで出来るプランです。

葬儀を浄苑寺で行った方は3回忌まで納骨棚菩薩を無料でご利用いただけます。

 

  

 <<1名分の葬儀・3回忌までの遺骨安置・供養の場合>>

 

 ・家族葬プラン 50万円

 ・永代供養料 50万円

 ・合葬棚3回忌迄利用料 0円

 ・位牌棚利用料 0円

 

  合計 100万円 (葬儀は基本料金なので、内容によって追加料金が発生します)

 

 

他にも色々とご提案できますので、まずはご相談ください!